Deck Review Gambler's PLAYING CARDS (USPCC)
「美しい、これ何ていうDeck?うわフェイスも格好いいじゃん」初対面はこんな感じだったGambler'sのreviewです。
Deck紹介 GAMBLER’S PLAYING CARDS (ASMR-like video)
美しいTuck Case
細かなエンボスが施され、印字は箔押しされています。印字からChristoferLacrosteとDropThirtyTwoによって製作されたことがわかります。ここら辺については、もう少し後に綴ります。
>Tuck Case
もう少し細かくCaseを見ていきましょう。
細かいエンボス加工によるデザインを施すには、どうしても薄めの紙質になる傾向があります。このTuck Caseにも同様のことが言えます。貧弱な紙質ではありますんが、他のケースと比較すると丈夫な紙質とは言えません。
Flapにはcorvus oculum corvi non eruit「ワタリガラスの目を消さないで」かな?おそらくラテン語が印刷されています。
内部まで施された金色を使ったデザインが格好いいです。やはり黒と金のcombinationは格好良いですね。
>BackDesign
ノンボーダーのパターンデザインですが、構造は複雑です。このパターンのモチーフというか、テーマがあるのだとしたら知りたいですね。TuckCaseのflap部のラテン語に関係しているのでしょうか。
佇まいはシブく格好いい。側面を見るとデザインの途切れが生じているので、もしかしたらマーキングシステムがあるのかもしれませんが…すみません、詳細はわからないです。
スプレッドした際の表情はこんな感じ。渋いですね。
しぶいだけじゃなくて、きれいなんですよ。
>FaceDesign
フェイス面はARRCO Standard Designが基調になっています。
Aカードは各スートpipが大きめに描かれ装飾されています。
コートカードは暗めの色合いを選択。ん…なんか見たことのあるデザインだなぁと感じ始めました。
インデックのfontも少し細いfontを選択しています。視認性は良いですね。
広げるとこんな感じ。格好いいでしょ。
TuckCaseからBack、FaceDesignともに完成度の高いDeckですね。そしてフェイス面はなにかのDeckに似ている印象を受けたので、画像を探してみます。
▲そうです。MINTに似ていたんですよね。
で、調べて見ましたらChristoferLacrosteというdesignerが関わっていました。その他一緒にProduceしていたDropThirtyTwoが人の名前なのか、プロジェクト名なのかわかりませんでしたが、MINTには名前はなかったようでした。
>品質
USPCC製でcrushed stockを使用とあります。
実際はそこまで薄くなく、硬さも柔らかすぎず個人的には張りがある方です。
裁断はTraditional Cutになっています。角がとれれば両面ファローは問題なく入ります
ノンボーダーなので印刷ズレも目立たない使用です。
デック名がGambler'sなので仕方がないのですが、欲を言えばボーダーがあるバージョンがあればかなりほしいDeckです。
マジックショップ |手品用品 |マジック用品 |トランプカード - インポッシブルカンパニーインポッシブルカンパニーでSAIL対象商品になっていて何となく購入したDeckだったのですが、当たりでした。もう売り切れてしまっているようですが、再販あると嬉しいDeckです。
購入価格660円(2020/9)