Deck Review VITREOUS(EPCC)
EPCC(台湾製)のDeckです。2017年にリリースされました。
Created by Jeremy Griffith&Adrian Valenzuelaとあります。前年に色違い(黒ベース)もリリースされていたようです。
>TuckCase
比較的厚めのマットタイプの紙質が使われています。
Font部分や中央のシンボル部分にはエンボス加工が施されています。
>BackDesign
フランス ナント大聖堂のステンドグラスがモデルとなったデザインになっています。優しい感じのパターン調ですが複雑なデザインです。
ボーダレスなので側面から見える表情や、ファンに広げた時の表情は圧巻です。
個人的にはボーダーがあった方がトランプとしては好きなのですが、時折こうした複雑な表情を見せるボーダレスデザインのDeckもあり、ドキッとさせられることがあり、魅力的なところです。
>FaceDesign
FontやコートカードデザインはStandardですが、ハートのKはカスタムされています。
AカードはスペードのAがカスタムされておりTuckCaseにあったシンボルがデザインされています。
NumberCardはpipsの配列が独特です。
インデックスはStandardな感じなので視認性は問題ありません。
>Extra
Jokerは大聖堂の天使のDesignです。
片方は本(聖書?)を手に持ち、もう片方はJeremy Griffithのスペードの10を持っています。
>Quality
Classic stock/traditional cutで硬めで張りのあるStockが使われています。
テーブルゲームに合う裁断で、テーブルファローも入りやすいです。
ボーダーレスの魅力が伝わる綺麗なBackDesignのDeckだと思います。
購入価格450円(2020/9)