Deck Review SIX STRINGS (Kardify/USPCC)
ギターなどの6弦楽器をタイトルにしたDeck「SIX STRINGS Playing Cards」のReviewです。USPCC製、KardifyとMurphy'S MagicのコラボレーションDeckになります。
Deckに興味をもつようになってから目にすることが多くなった有名所が関わり、制作されたこのDeck。個人的に興味深いです。
ご存じ大手のMurphy'S Magic
Kardify…自分はInstagramで知りました。DeckニュースやKickstarter情報など業界情報の発信もしています。
上記のコラボというだけでも個人的には興味津々になります。
>TuckCase
画像でもエンボス加工の施された上質なCaseであることは分かってもらえると思います。そしてこのケースはCLOVE ST PRESSにより制作されました。
CLOVE ST PRESSはカリフォルニアのTuckCaseなどを制作しているプリントショップで、MAKERSやDRIFTERSなど、Art of Playの名DeckのTuckCaseを制作しているところです。
>BackDesign
白地に控えめな色調でデザインされた6弦楽器。こういうボーダレスデザインも面白いですね。白縁が目に見える形でないので、圧迫感がなくデザインが堂々と見えます。
スプレッドやファンにすると白縁が可視化されます。
実際細めのボーダーになる印象です。
>FaceDesign
フルカスタムデザインになっています。
インデックスの下にラインが引かれオシャレな感じ。視認性は悪くはないです。
pipsもオリジナルです。
コートカードも弦楽器を持った男女がそれぞれ描かれています。詳しい人なら何の楽器かわかるのでしょうが、すみません。自分にはわかりません。
スペードのAは豪華です。コートカードも含め描かれた人物は優しいタッチで描かれており使われている色も濃淡がしっかりとしているのですが控えな配色で、Deck全体的に穏やかな印象を受けるデザインです。
>Extra
JOKERはインデックスは丸いシンボルです。デザインは同じですが配色が異なります。
その他ダブルバック、ブランクフェイスが付いてきます。
>Quality
Deckの品質はUSPCCの標準的な物です。
Bicycle StockとAir-Cushion Finish
裁断はModernCutになっています。
このDeckの魅力は全体的にバランスの取れたデザインにあるのは、これまで紹介した内容で少しは伝わったのではないかと思います。
デザインをしたのはAde Suryana氏(Instagramではadhex5150)
Hand LetteringやDeckdesignerであり今もなおDeckを制作されています。
本Deckはコレクター要素が若干強いデザインになっているかもしれませんね。しかし完成度の高いDeckだと思います。
購入価格574円 (2020/7)
各方面で活躍している人達が、協働して作成されたDeckはこの他にも沢山あるのでしょうが、このDeckは協働者を紹介しているページが見つけやすく自分で調べながらこの記事を書くのも楽しかったです。
この記事を読んでくださっている皆さんにも好きなデザイナーとかがいましたらコメントなどで教えて頂けたら嬉しいです。