Deck Review Plume Knife Red Playing Cards (TCC)
投稿間隔少しあいてしまいました。今回はPlume Knife Redのreviewです。
このデックは中国の有名カーディストModena氏が設計、デザインにLUN ZIという方が関わっているようです。
タックケースはベタ印刷のデザインで、エンボスや箔などの演出はないものになっています。ケースの紙質は若干厚みのある丈夫なものになっています。
作りは良くある台湾製デックの物とよく似ています。flapもストッパーの切り込みがあるものです。
バックデザインはアマゾン流域の魚に触発されたと、商品サイトに記載してあります。
良く見れば魚のようにも見えますが、鳥類の羽のようにも見えます。
書かれているfontを調べたところ、アマゾン生息のウナギの名称apteronotus albifronsでした。
縦方向の外線と丸みをもった白縁がアクセントになっています。
広げてみるとこんな感じ。センターに配置されたシンボルは隠れ、シンプルな感じですが外線が繊細さを強調します。fontがいい味出してますよね。
ファンにするとなお 外線が強調されるデザインです。
Aカード。スペードは特に強調され、pipsには魚影が隠れています。
他のpipも強弱のついた配色がされています。
コートカードがシンプルなデザインです、枠線をなくしたことからよりシンプルさが目立っています。jokerは魚影と釣り針のデザインで黒色のイメージです。ワンポイント デザインが違い、1枚には釣り針に餌のカードが付いています。
奇数カードのpipsの配置も独特で、中央付近に配置されるpipが真横を向いたデザインになっています。なんか面白い。
jokerはどうしても目立つのでマジックには使いづらいですね。
インデックスはfontがミニマムなデザインになっているので、雰囲気は良いのですが視認性は良くはないかと思います。
デックの品質ですが
制作はTCC(中国)ですが、印刷等は恐らく台湾製だと思います。
商品概要が詳しく調べられなかったので、触ってみた上での予測的な私見になりますが、おそらく台湾製のカジノペーパーで、レジェンダリーフィニッシュかなと思います。間違っていたらすみません。
裁断も綺麗です。
テーブルファローも綺麗に入ります。
デザイン的には個性的で、配色が強いため遠目でみるとコカ・コーラを印象してしまうほど色が強いですが、触っていて楽しいデックですよ。