Deck Review Agenda Classic Edition Playing Cards(USPCC)
Agenda Classic Edition Playing Cardsのreviewです。
シンガポールを拠点にしたストリートファッションレーベル FLAGRANT AGENDAがリリースしたDECKです。
KickStarterで成功、成長していったブランドの様です。 他にもDECK制作を展開しているので、この先楽しみな方々ですが このデック(CLASSIC EDITION)の詳細情報が少ないのです。
紹介しながら、不確定要素も多くなるかもしれませんが思ったことなど付け加えながら綴っていけたらと思いますので、良かったら読んでください。
>タックケース(上記画像)
上品な紙質で構成、プレス加工でアクセント、デザインがされています。
面デザインには花や蛇のような 抽象模様のアクセントも施されています。細かなところまでデザインされており、クロージャ―シールもオリジナルです。
>バックデザイン
パターンデザインなのですが、構成が絶妙で錯視感もあります。
焦点の置く場所で見え方が変わります。パターンデザインの面白い部分でもありますが、計算されたデザインで面白いです。
文章で説明すると、難しいですが、例えばメインカラーのネイビーブルーで構成された菱形を中心にみるとstandardなパターンに見えますし、アクセントに見える白いひし形を中心にすると線と菱で構成された複雑なデザインにも見えます。
クラシックパターンですが、繊細で面白いと思います。
>フェイス面
インデックからPIPSまでオリジナルカスタムデザインです。
インデックスは太めのフォントですが、Pipのデザインも強めなのでバランスはとれていると思います。
Aカード
PIPもゴージャスなデザインです。神々しい感じのデザインに見えます。
画像だと分かりづらいですが、ゴールドインクも使われています。
コートカードは、スペードやクラブは配色がバック面のメインカラーと同じネイビーブルーが使われ、ゴールドインクも使用されています。
それぞれの表情には目の描写がありません。経緯は分かりませんが、必ず意図があると思うので、わかる方がいたら是非コメントなどで教えて頂けたらと思います。
>Extra
jokerのデザインも格好いいです。一見デュプリケイトに見えますが左手の光の有無に違いがあります。その他にも違いがあるかもしれません。
その他、ダブルバック2枚(青×青、赤×青)があります。
>品質
Deckの厚みはBicycleより1枚位厚い感じです。ですが柔らかい紙質ですが、芯はしっかりしているような丈夫な触り心地です。
(自分の好きな品質のDeckでぱっと思いつくのがEllusionistのSWEなのですが、個人的に質は似ているかなと。ただAGENDAの方が若干柔らかいかな。)
USPCC製なのは間違いないかと思うのですが、使用しているstockやfinishが独特のように感じます。
エンボスはUSPCCの他のDeckと同じ感じなので、特にfinishの違いでしょうね。
抵抗が感じられる滑り心地で、滑りが良いBicycleとはまた違ったものになっています。
ほか、印刷ずれが目立ちませんでした。これは嬉しいですね。
白縁のあるDeckやパターンデザインでずれが目立つと、やっぱり気になりますし。今回の印刷元がUSPCCだとしたら、嬉しい誤算です。