Deck Review KEEPER(BLUE)(ELLUSIONIST/USPCC)
Deck紹介 KEEPER(BLUE) PLAYING CARDS
↓ ELLUSIONISTのDeck KEEPER(BLUE)のReviewです。
>TuckCase
KEEPERは現在3色(青、赤、緑)のカラバリがあり、今回は青のReviewです。
TuckCaseはUSPCC製の他のDeckと変わらない紙質で特にエンボスなどの加工はされていません。海辺を照らす灯台とその番をしている番兵が描かれたデザインになっています。
>BackDesign
CardのBackDesignも灯台が描かれ闇夜に海辺を照らしたデザインです。
TuckCaseとDesignが異なるため、Caseを使った技法には向かないですね。デザインをよく見るとBICYCLEと構成が良く似たものになっています。公式にも未来のRIDER BACKとうたっているので意識をしているのでしょう。
▲参考 BICYCLE RIDER BACK(左)
クラシカルなデザインですが、ゴチャゴチャしておらずスプレッドだと中央にラインが浮かんできます。控えめで格好いい演出です。
>FaceDesign
USPCC Standard DesignのFaceDesignです。
2枚コートカードがデザインされています。
MagicianのAdam WilberがクラブのJに描かれ、その妻がクラブのQに描かれています。
Adam WilberはこのDeckの考案者でもあります。
ちなみにTuckCaseのサイドFlapにはOJとAWと印字してあり、AWはAdam Wilberを指しています。
OJはOban Jonesを指しており、彼はELLUSIONISTのDeckの多くをデザインしています。
▲参考 Daniel MadisonとChris RamsayのコラボデックNIGHTSも手掛けています。
スペードのAにも灯台が描かれています。
>Extra
DuplicateJOKERとハートのQ、そしてELLUSIONISTの広告カードがついてきます。
>Quality
ELLUSIONISTのDeckなのでBee Stockをつかっているのではないかと思いますが、正式なアナウンスが見つけられませんでした。ただ柔らかすぎる質ではなく、どちらかというと、しっかりとした紙質です。
裁断はモダンカットで、エッジは綺麗な方、気持ちが良いざらつきが感じられます。
購入価格 920円 (2020/10)
余談ですが、前回少し記事にしましたが、2020年10月31日~突然ELLUSIONISTのサイトにアクセスできなくなりました。
前置き等なく、商品注文者へはメールなどで注文に関しての連絡はあったようですが、サイトについての説明はされていませんでした。YouTube channelには11月3日に公開予定の動画告知がありましたが、当日その時間に動画は閲覧できず、一体どうなっているのかとELLUSIONISTのファン達は心配したわけですが、その後 無事動画もアップされ2000年からスタートしたELLUSIONISTは原点回帰することがアナウンスされました。
これからも魅力的なDeckをリリースしていってほしいですね。