Deck Review Madison Dealers (ELLUSIONIST.COM)
ELLUSIONISTから出ているDaniel MadisonのデックMadison Dealersのレビューです。
タックケースは、ELLUSIONISTから出ている他のMadisonのデックと同様、エンボス加工が施されています。
緑と赤の2デックを一度にまとめて紹介します。
まずは緑。Erdnase Greenと称したこの色は、S.W.ErdnaseのExpert at the Cards Tableの書籍の色に合わせたボーダレスのデザインになっています。
赤(Scarlets)は、Erdnase Greenで使用されているものとまったく同じ厳しい印刷要件に従って印刷されています。
私が所持している赤(Scarlets)はボーダー(白縁)があるバージョンですが、ボーダレスの物も存在しているようです。
緑(Erdnase Green)のバック面とextraカードとjoker
バックデザインはmadisonのシンボルマークが密集し形成されたギャンブリングデックのようなデザインになっています。
詳細は省きますが、マークドデックになっています。
赤(Scarlets)は白縁ありの色違いのものとなっています。
extraやjokerは同じデザインのものが入っています。
ファンやスプレッドしてみるとデザインの細かさが際立ちます。Beeなどのギャンブリングカードと比較すると、他のカードとの識別のし難さなど、その効果は保たれていながらも、デザインの精密さが魅力なものとなっています。
赤(Scarlets)は白縁のおかげてクラシカルな雰囲気が前面に出てきます。落ち着いたシックな感じのデザインになり、ギャンブリング色はトーンダウンします。
こうして比較してみるとわかりやすいんですが、白縁の影響って大きいんですね。
縁があるおかげて、トライアンフなどのマジックはしやすくなります。
フェイス面は同様のデザインとなっており、インデックスはstandardです。
絵札はすべてカスタムされており、おなじみダイヤのKにはmadisonがデザインされています。ちなみにハートのKはPeter McKinnonです。SWEデックの時のモデルが多数いられるように感じます。(詳細わかる方教えてください。)
デックの質ですが
bicycleより1枚程厚いデックになっています。柔らかさはも個人的な体感ですがbicycleより少し硬め、Beeに近いのかもしれません。クラッシュはしていないと思います。
エッジは触り心地のよいものになっていますが、裁断はトラディショナルカットではなく裁断面はもしかしたら逆向きなのかもしれませんが、ファローは問題なく入ります。
個人的に触り心地が好きで、耐久性も良い感じがしています。