Deck Review Artifice Playing Cards (Second Edition Emerald ) (ELLUSIONIST/USPCC)
Artifice Playing Cards (Second Edition Emerald )より販売されたArtifice Playing Cards Second Edition Emeraldのreviewです
このブログを始めて、紹介してきたDeckを印刷製造社や制作販売社などカテゴリー分けをしていまして、やはりUSPCCが多いのですが、制作販売社となるとELLUSIONISTが多い振り分けになっています。
個人的にDaniel Madisonが好きなので、彼のDeckがELLUSIONIST社が多いのもあるのかもしれませんが、自分にとって魅力的なDeckを輩出してくれているのは事実でしょう。
前置きが長くなりましたが、reviewを始めます。
Deck紹介 Artifice Playing Cards (Second Edition )
>TuckCase
TuckCaseの構造、紙質は他のUSPC社製のそれと変わりはありません。
シンボルロゴとタイトルなどの線画はシルバーインクが使われており、Designを彩る配色はエメラルドの黒いグラデーションになっています。そのため大夫暗い印象を受けるデザインになっています。
デック商品おページにあった紹介文を引用しておきます。
アードネスがもしもデックだったとしたら、彼は Artifice デックだったであろう。 地味でありながら卓越していて、 Artifice はカードテーブルにおける実に見事な紳士です。 たとえ彼の紫色の袖にエースが隠されていたとしても。ストリートマジシャンより引用 https://www.streetmagician.net/p.php?id=2364
>BackDesign
中央の時計のようなシンボルロゴはかなり繊細なタッチで描かれています。その周りの装飾や外枠線などにもデザインはされているのですが、緑と黒のグラデーションがかったストライプデザインが前面に出てきています。
白縁はBicycleより若干細い位の太さで丁度良い感じです。コーナーは丸みを帯びていますがそこもデザインされています。
スプレッドすると中央に点状のラインが顔を出します。上下のコーナーにあたる部分も演出しています。
暗いデザイン、存在感がありますね。
観客を引き付ける締まった演出をする場面など、想像できそうな印象を持ちます。
>FaceDesign
インデックスやスートはカスタムされていますが視認性は良好です。
スペードのAのpipは格好良いデザインです。リボンやネクタイのようにも見えますが、なんのデザインなのでしょうか。知っている方教えてください。
各スートの数字Cardは上の画像の感じです。
コートカードは絵札を囲む線が省略されておりシンプルに見えます。
黒赤の他、緑青と色が多めに使われておりバランスよく配色されています。
>Extra
JOKERはデュプリに見えますが、左手でカードを隠し持っているかどうかの違いがあります。その他に、ELLUSIONISTの広告とダブルバックカードが付いてきます。
>品質
ELLUSIONISTのUSPCC製なので、恐らくBee stockを使用していると思われます。
TuckCaseにはperformance coating(USPCCのmagic Finish)と記載があります。
裁断はModern cutになっています。
Bicycleより少し厚く、張りと耐久性がある紙質になっています。エッジのざらつきも心地よい感じになっています。
実は、このArtificeは暗い印象の強いカラーリングのせいなのか、画像や動画を見ても、真っ先に手に取りたいという衝動にはなかなか駆られなかったDeckだったんです。
なのですが、実際手に持ち、肉眼でみるとすごく格好いいDeckなのです。
2020年10月現在 国内でもまだ購入できるショップもありますので、触ったことがなく、この記事を見て興味を持たれた方は是非一度は手に取ってみることをお勧めします。まぁ好みは人それぞれですけどね。