2020年の振り返り(2021年になりました)
2021年になりました。今年は丑年ですが、辛丑と言われるようです。私は干支には詳しくはないので気になる方はネットサーチしてみて下さい。
さて2021年になったところで今年の抱負でもと思うのですが、まずは昨年2020年の振り返りを。
2020年はこのBLOGで色々なDeckをReviewさせてもらいました。
YouTubeやSNSで、その年のお気に入りDeck何選みたいなコンテンツをちょこちょこと見かけます。こういう題材ってその人の思い入れとか、趣味嗜好を感じ取れて面白いですよね。
なのでこんなコンテンツの動画を撮りたいのですが、時間がなくまだ作れていません。
いたずらに時間が経ってしまうのも嫌なので、台本もかねてまずはBLOGで綴ります。
<2020年お気に入りデザイナー>
(Producerも含みます)
2020年に個人的に惚れた海外デザイナー、イラストレーター、プロデューサーを9者紹介します。(2020年以前のDeckも含みます)番号を振っていますが順不同です。
① @jocuplayingcards (Designed by @alessandra.gagliano.vem )
② @awareness_pcc (Illustrated by @gr8dane13 (Dane Valnes))
③ @emilysleights52 (Designed by @bplayingcards )
④ @docsplayingcardco (Designer @_nativetongue_ )
⑤ @flagrantagenda
⑥ @stockholm17 (Stockholm17 Playing Cards)
⑦ @ellusionist (Illustrator and designer @obanjones (Oban Jones))
⑧ @kkdpcards (Kiran Kuruvithadam)
⑨ @christoferlacoste (Christofer Lacoste) (Produced by @52kards )
▼ではそれぞれの紹介です。長いですがお付き合いください。
① @jocuplayingcards (Designed by @alessandra.gagliano.vem )
[THE GREEN MAN]以外にも[Fillide]、[Hops & Barley]、[ONDA]など魅力的なDeckを制作しています。壊れそうな程 繊細なディテールで描かれた世界観はとても美しいです。
② @awareness_pcc (Illustrated by @gr8dane13 (Dane Valnes))
上の画像の「SPEAKS」は自閉症に関する認知やその支援に寄与するという志をもってデザイン、制作されています。内容の深いテーマをうまくデザインで表現しています。
デザイナーの @gr8dane13 (Dane Valnes)は、その他にも[Hamsa Deck]や [Shadows Playing Cards]のデザインを手掛けています。[SPEAKS]はワンウェイデザインでポップな配色とパズルピースをデザインに取り入れた事で、テーマの複雑さや興味深さを演出していました。
一方[Hamsa Deck]や[Shadows Playing Cards]はHamsa(護符、御札)、Shadowsはうつ病をテーマにしており配色や描写に用いる線の種類などに拘り、デザイン選択の豊富さが伺えます。
③ @emilysleights52 (Designed by @bplayingcards)
この @emilysleights52 さんは、本当にDeckが好きなんだと思う。自分の好きなDeckのデザインやその工夫というかアイデアを取り入れて、自分が好きなデザインのDeckを作っているっていう印象です。[Breakthrough Playing Cards]なども制作しています。
④ @docsplayingcardco (Designer @_nativetongue_ )
[LIT Playing Cards]は[Wynn Playing Cards]のオマージュデザインって感じの印象でした。品質は良い感じで個人的には好きなのですが、@docsplayingcardcoはDeckの制作を続け[Lucky Playing Cards]や[Tough Luck Playing Cards]などディテールの精度を上げながら精巧で研ぎ澄まされたクラシカルなデザインにまで発展しています。
⑤ @flagrantagenda
シンガポールを拠点に活動しているファッションレーベル。彼らの制作したDeckもデザインの精度が高い。新作の[Edo Karuta Playing Cards]にはpledgeできなかった。残念。次回に期待です。
⑥ @stockholm17 (Stockholm17 Playing Cards)
スウェーデンのストックホルムを拠点にDeckデザインをしている彼らのデザインも目を見張るものがあります。デザイン制作の過程を彼らのサイト等で垣間見ることができます。その細かさ、時間のかけ方。期待は膨らむばかりです。
⑦ @ellusionist (Illustrator and designer @obanjones (Oban Jones))
PROHIBITION SERIESは、まだComplete出来ていませんが、個人的にその魅力にはまっています。それぞれのDeckに誰が関わっているのか詳細はわかりませんがEllusionistのDeckの多くには @obanjones が関わっています。
⑧ @kkdpcards (Kiran Kuruvithadam)
Deck紹介 PAPILIO(third edition-Papilio Ulysses)
[PAPILO PLAYING CARDS]や[B-ROLL]、[AUREAS]など様々なDeckのデザインをされています。[AUREAS]のデザインをしていたのは個人的に意外でした。
⑨ @christoferlacoste (Christofer Lacoste) (Produced by @52kards )
うっとりするくらい完成度が高いこれらのDeck制作に関わっている @christoferlacosteのセンスはヤバい。続編はあるのか。個人的には期待しています。
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と、いうことで9者の紹介を終えました(疲れた)
ブランド名でDeckを捉えがちですが、クリエイターやデザイナーにも目を向けると様々なDeckに同じ人が関わっていたりしていて面白いですね。
またデザイナー同士の横のつながりみたいなものがキックスターターのページなどを見ていると垣間見れることもあり、勝手に期待が高まったりすることもあります。
今回紹介できなかったクリエイターもいたりするので、どこかで紹介できたらいいなぁと思います。
どこかのショップの人が、2020年のDeckの傾向は流行りに乗ったり、売れる(需要が高い)デザインに偏っているみたいなことを言っていましたが、個人的には違和感がありました。多分、自分が欲しい(仕入れたい)と興味を引いたDeckのデザインが売れる(であろう)デザインに偏っていたんだと思います。
デザインは好みもありますが、模倣というかオマージュや、小さな工夫。時には奇才が現れたり、流行り廃りで昔の物が急に流行ったりと日進月歩です。
感染症の流行があったとはいえど、新規参入や第2弾、3弾とQualityを上げていっているクリエイターもいて、個人的には色んなDeckに触れることが出来た1年でした。