絵を描くこと、見ること、漫画も好きです。最近はもっぱらDeck収集にはまっています。              

Deck Review WHITE WOLF VODKA PLAYING CARDS(ELLUSIONIST/USPCC)

ELLUSIONIST Prohibition SeriesのDeck「WHITE WOLF VODKA PLAYING CARDS」のReviewです。

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▼前回ReviewしたBICYCLE 52 PROOF PLAYING CARDS

Deck Review BICYCLE 52 PROOF PLAYING CARDS(ELLUSIONIST/USPCC) - chosuke’s blog

この時は知らなかったのですが、禁酒法Prohibition)をテーマにしたシリーズの一つになります。DECK名にあるようにVODKA(ウォッカ)、ツンドラ、白いオオカミがデザインテーマになっています。


Deck紹介 WHITE WOLF VODKA PLAYING CARDS

 

>TuckCase

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丈夫なマット紙を使用、タイトルロゴなどのFont部分にはエンボス加工が施されています。基調は黒色で、白~グレーでデザインされています。空色のTuckSealが一際目を惹き、Caseを開けると内側は空色が広がります。このギャップは良いですね。コントラストも良いです。

黒と青系ってメカっぽいデザインにはありそうですが、こういう優しい感じのデザインになるのは個人的に新鮮でした。

 

>BackDesign

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ベタ+ロゴのミニマム系デザインです。サイドラインも個人的には好きです。

シンプル過ぎるのも寂しいですしね。アールは軽めでファンやスプレッドは格好良いです。

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>FaceDesign

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下地はツンドラの雪原や吹雪などのイメージか。斑点のある仕様になっています。

PIPSはハーフシェードになっています。コードカードは赤、黒の単色です。

BackDesignとのギャップもありデザイン性に富んでいます。ただ線が細いため視認性は若干落ちていると思います。

スペードのAは狼の毛並みイメージでしょうか。

 

>Extra

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▲Vodkaのレシピカードティーザー

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▲JOKER WEhiteWolfが描かれています。下地が黒なのでMagicには使いにくいかもしれないですね。

 

>Quality

商品紹介に詳しい記載がないので、個人的な予想になりますが

EllusionistのDeckですし、張りがあり若干硬さを感じるのでBee Stockが使われていると思います。Crushはしていません。

エッジは心地良いざらつきがあります。モダンカットになっています。

ベタ塗系のDesignだとインクの影響なのか、個人的にヌルっとした滑りを感じます。このDeckも同じ感じがあります。ただ、嫌な滑りではなく手触りは良いです。

 

このDeckは実際のウォッカボトルにも使われるようにデザインされたようですが、お酒の商品画像などを見つけることはできなかったです。

他のProhibition Seriesにも興味が沸いてきました。手に入れられたらまた紹介します。

Deck Review BICYCLE 52 PROOF PLAYING CARDS(ELLUSIONIST/USPCC)

皆さんはウイスキーは好きですか?

私は好きな方で御座いまして、若いときはスコッチウイスキーにドハマりしておりました。深酒もあり、気怠い日々を代償にウイスキーを嗜んでいたのですが、少しは大人になったのでしょう。今は特別な時に嗜む程度の飲み方になりました。

 

今回はそんなウイスキーをモデルにしたDeck「BICYCLE 52 PROOF PLAYING CARDS」のReviewです。

52 PROOF PLAYING CARDSはELLUSIONISTからのリリースです。


Deck紹介 BICYCLE 52PROOF PLAYING CARDS

 

>TuckCase

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自分が所持しているものは厳密にはV2になるようです。V1との違いは正直情報が見つけられなく詳細はわかりません。

禁酒法時代をテーマにしたDeckが幾つかあったのでしょうか。わかる方がいたらコメントください。

Caseの品質は他のBICYCLEと同じ感じ。エンボスなどの加工もありません。

Case前面にはオークの木が描かれています。

オークなんてゲームのMinecraft位でしか口にすることもないでしょうけど。日本でいう樫(かし)や楢(なら)がオークになるようです。この辺も調べてみると面白いですよ。

ウイスキーを熟成させる樽はオーク材を使用します。その木が描かれています。そして葉もデザインに活用されています。

背面にはCardのBackDesignが描かれています。全体的な色調はほんの少し茶色を帯びたグレー、線画に黒が使われています。この配色の理由は何故なんでしょうか。

Designの時代背景が1920年禁酒法時代っていうのも関係しているのでしょうかね。

TuckSealはビニルタイプで強い赤ベースにオークの木が描かれています。

 

>BackDesign

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どうですか。なんかELLUSIONISTっぽくない感じもしますがクラシカルなデザインですが どこかポップです。

オーク樽を連想させる中央のサークル。周りをオーク葉やトウモロコシ、ライ麦のような植物が装飾。アールを効かせたデザインでアール・デコなデザインです。

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▲※アール・デコ1920年代(1910~30年代に欧米で流行した装飾デザイン)

アールが尖った外枠が複数線設けられており、スプレッドやファンをした時にデザインの複雑さを演出します。

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白縁部分を外枠で装飾している感じですかね。

 

>FaceDesign

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PipsDesignはオリジナルです。アールが少しきつめなものですが、StandardDesignに近いカスタムです。

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コートカードはすべて左を向いたデザインです。

紳士っぽい服装の男性とフラッパーな衣装を纏った女性がお酒や煙草を嗜んでいるDesignです。アニメテイストですが綺麗ですよね。

禁酒法前はBARでお酒を楽しめたのですが、施行後はスピークイージー(という隠れ場になるんでしょうか)に集っていた。そこでお酒を楽しんだり、出会いの場になっていたのでしょう。f:id:chosukejapan:20201123022121j:plain

スペードのAにはオークの葉が装飾したデザインになっています。

 

>Extra

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JOKER オークが外枠を形成したデザインになっています。

1枚は細かな文章が。もう1枚はドクロが描かれています。文章は細かくて読めませんでした。拡大すれば読めますかね?

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ウイスキーカクテルのレシピカードなのでしょうか。

カクテルの名前が炭鉱?(COAL MINE)なんですかね。

 

>Quality

BICYCLEですが、そこはELLUSIONIST。おそらくBEE Stockを使用しているのではないかと思います。実際手に取った厚みは若干厚めに感じました。

柔らかさは普通。モダンカットになっていて裁断面は綺麗でざらつきは控えめです。

安定した品質で、個人的には好きな品質です。

 

ただのウイスキーをテーマにしたデザインではなく、禁酒法時代の人々など時代背景も取り入れた大きいテーマでデザインしたことで、素材が増え、それが綺麗にまとまっています。完成度の高いデザインです。

デザイナーの明記はされていなく(見つけられなかった)、詳細はわかりませんがELLUSIONISTのDeckなので、おそらく Oban JonesのDesignだと思います。その他のDesignerも関わっているかもしれませんが、とても素敵なデザインです。

 

最後に余談ですが、ウイスキーを英語変換すると

・whisky

・whiskey

上記のように2種類でます。

スコットランド産のスコッチウイスキーでは「WHISKY」。

アイルランド産のアイリッシュウイスキーでは「WHISKEY」と表記されているのです。バーボンで有名なアメリカンウイスキーは、アイルランドの流れを汲んだ「WHISKEY」の表記がほとんどです。これは、アメリカのウイスキー蒸留所の創設者の多くがアイルランド出身だったからとされています。

▼引用

「WHISKY」と「WHISKEY」、どちらが正しいスペルなのか、の件 – ブレインウッズ スタッフブログ

ちなみにExtraのウイスキーカクテルのレシピはwhiskyになってました。

今はそんなに区別はしないんでしょうかね。

Deck Review SIX STRINGS (Kardify/USPCC)

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ギターなどの6弦楽器をタイトルにしたDeck「SIX STRINGS Playing Cards」のReviewです。USPCC製、KardifyとMurphy'S MagicのコラボレーションDeckになります。

 

Deckに興味をもつようになってから目にすることが多くなった有名所が関わり、制作されたこのDeck。個人的に興味深いです。

ご存じ大手のMurphy'S Magic

Kardify…自分はInstagramで知りました。DeckニュースやKickstarter情報など業界情報の発信もしています。

 

上記のコラボというだけでも個人的には興味津々になります。

 

>TuckCase

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画像でもエンボス加工の施された上質なCaseであることは分かってもらえると思います。そしてこのケースはCLOVE ST PRESSにより制作されました。

CLOVE ST PRESSはカリフォルニアのTuckCaseなどを制作しているプリントショップで、MAKERSやDRIFTERSなど、Art of Playの名DeckのTuckCaseを制作しているところです。

 

>BackDesign

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白地に控えめな色調でデザインされた6弦楽器。こういうボーダレスデザインも面白いですね。白縁が目に見える形でないので、圧迫感がなくデザインが堂々と見えます。

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スプレッドやファンにすると白縁が可視化されます。

実際細めのボーダーになる印象です。

 

>FaceDesign

フルカスタムデザインになっています。

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インデックスの下にラインが引かれオシャレな感じ。視認性は悪くはないです。

pipsもオリジナルです。

 

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コートカードも弦楽器を持った男女がそれぞれ描かれています。詳しい人なら何の楽器かわかるのでしょうが、すみません。自分にはわかりません。

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スペードのAは豪華です。コートカードも含め描かれた人物は優しいタッチで描かれており使われている色も濃淡がしっかりとしているのですが控えな配色で、Deck全体的に穏やかな印象を受けるデザインです。

 

>Extra

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JOKERはインデックスは丸いシンボルです。デザインは同じですが配色が異なります。

その他ダブルバック、ブランクフェイスが付いてきます。

 

>Quality

Deckの品質はUSPCCの標準的な物です。

Bicycle StockとAir-Cushion Finish

裁断はModernCutになっています。

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このDeckの魅力は全体的にバランスの取れたデザインにあるのは、これまで紹介した内容で少しは伝わったのではないかと思います。

デザインをしたのはAde Suryana氏(Instagramではadhex5150)

Hand LetteringやDeckdesignerであり今もなおDeckを制作されています。

本Deckはコレクター要素が若干強いデザインになっているかもしれませんね。しかし完成度の高いDeckだと思います。

購入価格574円 (2020/7)

 

各方面で活躍している人達が、協働して作成されたDeckはこの他にも沢山あるのでしょうが、このDeckは協働者を紹介しているページが見つけやすく自分で調べながらこの記事を書くのも楽しかったです。

 

この記事を読んでくださっている皆さんにも好きなデザイナーとかがいましたらコメントなどで教えて頂けたら嬉しいです。

 

 

Deck Review PROVISION[追記] (THEORY11)

デザインバランスの綺麗なDeckです。

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Theory11のDeck PROVISIONのReview記事(追記)でございます。

何分 動画作りもReview記事もやり始めた当初のものですので、やはり紹介しきれていないDeckの特徴や魅力があるだろうと。なので今回は付け足しです。

どうか見ていってあげてください。

以前の記事はこちら…Deck Review PROVISION - chosuke’s blog

 

では気を取り直しまして


Deck紹介 PROVISION PLAYING CARDS

>TuckCase

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マットタイプの厚紙を使用

エンボス加工の他、箔押し、ニス加工がされデザインを強調した作りになっていて、Caseの内装もメタリックインクでTheory11のロゴがパターン調に印刷されています。

とても綺麗でオシャレなケースです。ベースがヴィンテージさを感じさせる青や緑が弱く入ったグレーが基調になった色調で朱色が差し色、強調色になった風貌をしています。

 

>BackDesign

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TuckCaseの外観からの連想を見事に裏切る綺麗な朱色のBackDesignです。

全体的にみるとクラシカルなデザインです。

中央にはTheory11のロゴと蛇のイラストがバランスよく描かれ、シンボルを形成しています。このシンボルはTuckCaseにも使われています。

シンボルの四方をラインで囲った形のデザインですが、所々にデック名などフォントが刻まれタイポグラフィなデザイン構成の一面も持ち合わせています。

ただクラシカルな印象は崩していません。白縁も若干細めになっています。

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>FaceDesign

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インデックのFontやスートはカスタムされ赤色は朱色に置き換えられています。

比較画像がないのでわかりにくいかもしれませんが、Cardの下地の色が白ではなく乳白色になっています。オフホワイトになっているとのことです。

ヴィンテージな印象を持たせてくれます。またこれがデザインのバランスを崩すこともなく視認性にも悪影響はありません。

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Aカードやコートカードもカスタムされています。

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コートカードは朱色が目立つデザインですが、スートの識別は容易なデザインです。

 

>Extra

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色違いのダブルバックカード、theory11の広告カード

そしてJOKER。JOKERは若干デザインが異なるのと色調が異なったデザインですね。

 

>Quality

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おそらくBicycle StockでModern Cutになっています。

裁断についてはUSPCCなので、角がとれるとファローは両面入りやすくなっていく印象です。

 

Case外装から内装、CardのBack、Face、Extraまで細かなデザインや色調のギャップ、全体的にバランスがとれたデザインになっているDeckだと思います。

Deck Review KEEPER(BLUE)(ELLUSIONIST/USPCC)

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Deck紹介 KEEPER(BLUE) PLAYING CARDS

↓ ELLUSIONISTのDeck KEEPER(BLUE)のReviewです。

>TuckCase

 

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KEEPERは現在3色(青、赤、緑)のカラバリがあり、今回は青のReviewです。

TuckCaseはUSPCC製の他のDeckと変わらない紙質で特にエンボスなどの加工はされていません。海辺を照らす灯台とその番をしている番兵が描かれたデザインになっています。

 

>BackDesign

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CardのBackDesignも灯台が描かれ闇夜に海辺を照らしたデザインです。

TuckCaseとDesignが異なるため、Caseを使った技法には向かないですね。デザインをよく見るとBICYCLEと構成が良く似たものになっています。公式にも未来のRIDER BACKとうたっているので意識をしているのでしょう。

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▲参考 BICYCLE RIDER BACK(左)

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クラシカルなデザインですが、ゴチャゴチャしておらずスプレッドだと中央にラインが浮かんできます。控えめで格好いい演出です。

 

>FaceDesign

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USPCC Standard DesignのFaceDesignです。

2枚コートカードがデザインされています。

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MagicianのAdam WilberがクラブのJに描かれ、その妻がクラブのQに描かれています。

Adam WilberはこのDeckの考案者でもあります。

ちなみにTuckCaseのサイドFlapにはOJとAWと印字してあり、AWはAdam Wilberを指しています。

OJはOban Jonesを指しており、彼はELLUSIONISTのDeckの多くをデザインしています。

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▲参考 Daniel MadisonとChris RamsayのコラボデックNIGHTSも手掛けています。

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スペードのAにも灯台が描かれています。

 

>Extra

DuplicateJOKERとハートのQ、そしてELLUSIONISTの広告カードがついてきます。

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>Quality

ELLUSIONISTのDeckなのでBee Stockをつかっているのではないかと思いますが、正式なアナウンスが見つけられませんでした。ただ柔らかすぎる質ではなく、どちらかというと、しっかりとした紙質です。

裁断はモダンカットで、エッジは綺麗な方、気持ちが良いざらつきが感じられます。

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購入価格 920円 (2020/10)

 

余談ですが、前回少し記事にしましたが、2020年10月31日~突然ELLUSIONISTのサイトにアクセスできなくなりました。

前置き等なく、商品注文者へはメールなどで注文に関しての連絡はあったようですが、サイトについての説明はされていませんでした。YouTube channelには11月3日に公開予定の動画告知がありましたが、当日その時間に動画は閲覧できず、一体どうなっているのかとELLUSIONISTのファン達は心配したわけですが、その後 無事動画もアップされ2000年からスタートしたELLUSIONISTは原点回帰することがアナウンスされました。

これからも魅力的なDeckをリリースしていってほしいですね。

Deck Review  BICYCLE BEEKEEPER (PLAYING CARD DECKS.COM/USPCC)

playingcarddecks.com◎PLAYING CARD DECK.COMには"All-In" Playing Card Blog などのコンテンツもあり個人的によく見ている好きなサイトなんですよ。他にも色々なDeckをリリースされています。)

▲PLAYING CARD DECK.COMリリースのBICYCLE BEEKEEPERのReviewです。

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ArturRajchというイラストレーターがデザイン。黒を基調にしまった外装のTuckCaseです。

Caseの品質は他の通常BICYCLEと同品質でエンボスなどの加工もありません。画像では見方によってはホロ加工っぽくも見えます。実際はどうなのか。Reviewしていきます。


Deck紹介 BICYCLE BEEKEEPER

(前置きが長い動画になっちゃって…デックの紹介は2:00~です。)

 

>BackDesign

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茶~黒茶の濃淡を上手く使い分け細かい描写をしています。蜜蜂の存在感もあり蜂の羽根を連想させる全体的なデザインになっています。

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花などの植物系アートワークもデザインの細かさを引き立てています。

Metallicやホログラフィックなどを使用しなくても、色の配置や選択でここまで鮮やかなデザインができるんだと感心させられました。

縁の太さはRIDER BACKと変わらない感じでしょうか。暗めの色調なのでファンやスプレッドも格好いい感じです。

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アールは丸みをもち、硬い雰囲気を和らげます。

 

>FaceDesign

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Aカード 各スートは可愛らしいデザインがされています。

赤は黄色というかはちみつ色に置き換えられています。スートの周りには植物の葉やつるが描かれています。

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JACKの写真撮り忘れました。ご愛敬ということで…。

コートカードも可愛らしいアレンジです。ですがデザインはしっかりしていて雰囲気は保たれています。良いバランスだと思います。

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NumberCard

インデックには蜜蜂がとまっています。黒とはちみつ色のコントラストもバランスが良いと思います。インデックス、pipsともにストライプ状にデザインが入っているので、はちみつ色の視認性向上やちかちかした感じの緩和効果もありそうです。

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▲インデックスの視認 悪くないと思います。

 

>Extra

DoubleFace、DoubleBACKが1枚ずつ入っています。

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悪意のない平和な表情のJOKER インデックスや服装に色の違いがあります。

 

>Quality

BICYCLE Stock(CLASSIC STOCK)とAir-CUSHION FINISHなのでBICYCLE品質です。

まあBICYCLEなので当然ですね。

裁断はTraditionalCutになっています。テーブルファローなど気持ちが良いくらい入ります。安心できる高品質Deckだと思います。

 

購入価格 1200円(2020/10)

 

今回 このDeckのBackDesignをみて、自分には発想したこともないデザインや配色だったので衝撃的でした。デザインは奥が深いですね。紹介していて楽しいDeckでした。

たまには時事ネタを… 大阪市選挙、ELLUSIONISTなど

時事ネタ①

2020年11月1日は大阪都構想の選挙日だった。

選挙結果は大阪市の存続を望む人達が多く、大阪都構想は実現しないことになった。

自分が住んでいない所とは言え、日本の第2都市大阪の在り様が変わるかもしれない選挙には、多少は関心が向いた。

都構想派の構想は具体例がなく、実際に起こる事実の説明がない(説明をしない)誘導的なアプローチが多かった。実際に可決された際には大阪市そのものがなくなることを知らない人も多かったようだ。(ネット記事の切り抜きなのでどこまで本当かは不明だが)

ただ、世界的にも国内でも活気の落ちた感じが蔓延している今、何か新しいことに、活路や大きな良い変化を期待してしまう自分がいたのも事実。

変化がないことに安心していても、悪くはならないが良くもならない。

何か良い変化に繋がる選挙になればいいなと思う。これから振り返りもあるだろうから、そこから次に繋げていって欲しい。

 

時事ネタ②

井上 尚弥VSジェイソン・マロニーがラスベガスで行われ。井上の7RKO勝利。

強いですね。はらはらする場面も少なく、安心してみていられる数少ない選手ですよね。

2020年11月1日現在 彼は27歳。ボクサーはピークの期間が短い。

1戦1戦が彼を伝説にしていくことになる。今後も見守り続けたい。

 

時事ネタ③

ELLUSIONISTのサイトがダウン?

日本時間2020年10月31日くらいからELLUSIONISTのサイトに繋がらない。

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Instagramもアカウントがなくなっている?

残っているのはYouTubeのchannelくらいだ。

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11月3日に重要なお知らせというタイトルでプレミア公開を予定している。

猜疑的になる必要もなく、ただ黙って見守っていれば良いのだろが、やはりいろいろと考えてしまう。

ELLUSIONISTはカスタムデックのパイオニアだ。

ただ現在はKickStarterなどを始めとしたクラウドファンディングが活発で、色々なdesignerやカーディシャン、マジシャン、コレクター達がDeckを作り、自分たちのブランドを持つことも増えてきている。

デックに限らず、マジシャンなどのパフォーマーであれば自分のperformanceや技術やプログラムを自分のブランドで売り出したりする人も増えてきている。

多数が所属するproductionの役割が大きく変わろうとしているのかもしれない。

ただ民衆は、好きなパフォーマーやデザイナーが連携しチームを作り、その人たちが所属している団体が好きで、その団体のネームに価値を感じてきた歴史もある。

こういった変化にどう適応していくのか、今回はこういったことへの取り組みによって生じたブランクなのかもしれない。

…何て妄想しています。

書籍やDVDなどの物販は時代に合わなくなってきている。文化的価値は書籍に関してはなくならないと確信しているが、DVDなどは寿命もあるため、淘汰されていく。

動画配信コンテンツは進歩のスピードがはやく、スクール形式などのコンテンツも可能。演技のLIVEも視聴する国、場所を選ばず参加人数も想像を超える。

こういった方向性にいち早くシフトチェンジしていこうとする企業はこれから増えていくと思う。

 

なんにせよ、ELLUSIONISTのDeckにはまっている自分としては、嬉しいニュースが11月3日に見られることを願うばかりである。