絵を描くこと、見ること、漫画も好きです。最近はもっぱらDeck収集にはまっています。              

Deck Review 2021 #04:Disparos TEQUILA Playing Cards(ELLUSIONIST/USPCC)

ELLUSIONISTのPROHIBITION SERIES


テーマはメキシコとテキーラ‼️PROHIBITION SERIES [Disparos TEQUILA Playing Cards]Deck Review 2021 #4

Disparos TEQUILA Playing CardsnのReviewです。

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上の画像 右側の黒いDeckは、先回ReviewしたDisparos Black Playing Cardsの画像です

Deckのテーマはテキーラ、旧西部時代のメキシコ、ガンマンになっています。

 

>TuckCase

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手触りのよい厚手のマット紙を使用。FRONT中央のDisparosの印字部分にはエンボス加工がされています。タックシールは濃い赤色を基調に髑髏が描かれています。

砂壁(土壁)のような淡い黄色が濡れたのか、もしくは焼けたのか古びた演出をしたTuckCaseに赤いシールが力強く映えています。

 

>BackDesign

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まるで壁画のような雰囲気です。TuckCaseと同様、淡い黄色を基調に模様が描かれCardの輪郭は焼けたように黒くなっています。

デザインの題材は、スカルやテキーラの原料となるアガベ、そしてメキシコの国花であるダリア、シュガ―スカル化粧に似た花模様が使われています。

メキシコでは、死者の日という祝祭があり、その祝ではシュガースカルが使われ、化粧にも用いられています。

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死者の日とシュガースカル
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ダリア(国花)とアガベ(右の写真 tequilaの原料)
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一見単調に見えるバックデザインですが広げてみると、その複雑さがわかります。

>FaceDesign

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インデックのFont、スートデザインはオリジナルで、pipsの配置はStandardです。

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CourtCard

JACKはオシャレなカラベナ(髑髏)、QUEENもドレスアップした女性が描かれています。キングは怖そうでヒットマンな感じ。

それぞれ銃や煙草を咥えた描写があります。V2でも同じ感じのCourtCardだったので比較してみます。

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JACKは特に変更はないですね。

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QUEENはスペードとクラブの配役が交代されています。

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KINGはスペードとダイヤの配役が交代されています。

理由はわかりませんが、こういう変更はあるんですね。

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A Card

スペードのAは、骸骨で描かれ雰囲気抜群です。その他のAには影がついており向きが設けられています(天地がある)

 

>EXTRA

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PROHIBITION SERIESにはそれぞれのお酒に対してのカクテルレシピカードのようなものが付いてきており、今回のDeckにも付いてきました。

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JOKER 一見同じですが、ボトルの残量と、横に置いてあるグラスが片方はひっくり返っています。前後って感じでしょうか。

 

>Quality

若干厚めで硬いStockです。USPCC製ですのでBee Stockを使用していると思います。

裁断はModernCutになっていました。滑りは通常のUSPCCの感じですね。

 

デザインテーマも面白く、見ごたえのあるDeckでした。禁酒法シリーズ面白いですね。

Deck Review 2021 #03:REBELLION RUM SALT & BONE V2(ELLUSIONIST/CARTAMUNDI)

 ELLUSIONISTのPROHIBITION SERIESの紹介が続きます。

今回もV1は所持していませんが、REBELLION RUM SALT & BONE V2のReviewです。


ラム酒!海賊⁉️PROHIBITION SERIES [REBELLION RUM SALT & BONE V2]Deck Review 2021 #3

>TuckCase

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和紙のような手触りの良い丈夫な紙質で構成。Font部分など要所にエンボス加工が施されスカルシンボルはニス加工が施されています。

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Flap部分には大海賊であるH.EVERYの名が刻んであります。

デックのテーマはラム酒になりますが、そのラム酒の印象が強い海賊と、海賊船の停泊する砂浜などDeckを彩る要素がTuckCaseから溢れ出ています。

 

>BackDesign

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縁は黒色になっており、TuckCaseのBackDesignを反転させたようなデザインになっています。赤のスカルシンボルの差し色が妖艶な雰囲気を演出しています。

ディテールも濃く深みのあるデザインだと思います。

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黒ベースのDeckはやはりスプレッドやファンが映えますね。

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このBackDesignはやっぱり妖艶です。良い映え方だと思いませんか?

 

>FaceDesign

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インデックスは小さめのカスタムデザイン。fontは白色で統一。インデックのスートはハート、ダイヤは赤。クラブ、スペードは白に統一されています。

pipsの配列は独特なものになっています。各スートで配列は様々になっています。

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Aカード スペードのAは方位磁石、砂時計、剣などでデザインされています。

 

▼このDeckの面白いところはコートカードにあります。

世界の海を暴れまわった名の知れた海賊のシンボルである海賊旗がコートカードのデザインに使われています。

各カードに海賊の名が記されています。中には聞いたと事のある海賊の名前もあったりします。

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>EXTRA

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本DeckにはJOKERはありまえん。

その代わりに宝の地図を形成するカードが4枚ついています。詳細はわかりませんが、このDeckには謎解き要素があり、その謎を解明できた暁には、ELLUSIONISTから褒美?がもらえたようです。

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謎解き要素の一つとして見つけたのは、地図のCardを並び替えると、Cardの縁を使って文字が読み取れることがわかりました。pipsの独特の配列とかも謎解き要素の1つなんでしょうかね?

こういう謎解き要素のあるDeckって面白いですよね。

 

>Quality

CARTAMUNDI製 B9Stock仕様です。BICYCLEより1~2枚程分厚い仕様ですが柔らかめの品質です。2018年リリースDeckなので恐らくSUPERLUXを使用していると思います。

モダンカットの裁断になっています。

品質的にも問題のない仕様ですが、黒が基調のデザインなのでエッジは傷が目立ちやすく大事に使うとしたら、やはりコレクター向けのDeckにはなると思います。

ですが、本当に格好良いDeckです。

いや~V1欲しいなぁ~。

Deck Review 2021 #02:ABSINTHE V2 Playing Cards(ELLUSIONIST/USPCC)

ELLUSIONISTのPROHIBITION SERIES

ABSINTHE V2 Playing CardsのReviewです。(V1は所持していません)


品を感じる格好良さ。アブサン(ABSINTHE )飲んだ事ありますか?[ Absinthe V2 Playing Cards ] Deck Review 2021 #2

>TuckCase

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Deckの側面にPROHIBITIONの記載があります。

黒色のマット紙で、若干薄めかもしれませんが強度はある紙質です。

デザインはシルバーのメタリックインクを使用。デザイン部分がエンボス加工されています。凹幅が浅いので箔押しなのかもしれないですが、言い切るのに自信がありません。

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表面中央にはHand Letteringで描かれたDeckタイトルを装飾するように植物のツルや葉が描かれ妖精の姿も見ることができます。

アブサンはフランスやスイスなどヨーロッパ主要国で製造禁止になっていたことがあるお酒のようです。

その昔、モネ、ロートレックモディリアーニアルチュール・ランボーらの芸術家たちに、「緑の妖精」と呼ばれ、深く愛されていた蒸留酒で、主成分は、ニガヨモギやアニスなどのハーブ。アルコール度数は高く70%度前後とのこと。

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ニガヨモギにはツジョンまたはツヨン (thujone)という幻覚作用を引き起こす成分が含まれており、アブサンの呼称も禁断の酒とか破滅の酒とかネガティブな形容のされ方がされていたようですね。ちなみにベルモットにもニガヨモギが使用されているようです。

CaseのBackDesignはクラシカルな感じで、植物のつるや葉などアールの効いたデザインになっています。その他アンティーク様式なデザインも盛り込まれており、アブサンを嗜む際に使用するスプーンやグラスなどを連想させます。

またTuckSealの淡い緑色は綺麗な差し色になっており、Deckの印象を柔らかく優しい感じにします。

 

>BackDesign

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CaseBack面と同様のデザインになっています。

縁は黒くデザインされた二十線の外枠も設けらています。特筆すべきは縁に描かれた小さな白い斑点模様です。星空に浮かぶ星のような控えめさで、パッとみた程度ではきになりませんが、Cardを広げた時にその演出が生まれます。

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大きくスプレッドした時には気付きにくいですね、Deckを傾けた時や、狭く広げた時に細かな演出をしてくれます。また黒ベタのDeckはエッジの剥けが気になる人が多いと思いますが、もしかしたら、こういうデザインであれば目立たなくてすむかもしれないですね。

 

>FaceDesign

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通常赤のスートは緑色、黒のスートは白色に置き換わっています。

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NumberCardのpipsもすべてデザインされたものが使われています。どれもディテールの効いたデザインで、緑色のpipsについては2色(緑の濃淡)を使用しています。

インデックのスートはデフォルメされたデザインになっています。

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各コートカードのキャラクターは同一キャラクターになっているようです。

所々デザインはことなっており、スートをモチーフにデザインされているようです。どことなく妖精感があります。

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インデックスの視認性は問題なく見やすい方だと思います。

スプレッドすると、Kがもっているグラスが顔を出してしまうという面白い特徴があります。Magicのひとネタにも使えるかもしれないですね。

Back面同様、フェイス面にも白い斑点が前面に描変えています。

 

>EXTRA

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JOKERは1枚。もう1枚はネタ用か。上手にピルエットできる人とか。色んな使い方は出来そうですね。

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PRONIBITION SERIESに付いていたレシピカード

DisparosのV2にあたるDisparos Black Playing Cardsにはついていなかったので、ちょっと嬉しいです。

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DoubleBackCardが1枚

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このTeaserは反則。欲しくなってしまいますね。ちょっと値が張るので購入できませんがいつか手に入れたいなぁ。

 

>おまけ

アブサンについては自分は嗜んだことがないと思うので(知らないで飲んでいた可能性は否定できませんが)、このお酒の種類も、このDeckを購入して初めて知った位なので。どんな味だとか、好きだとか嫌いだとかは語れません。

ただ、その昔に偉大な芸術家たちに愛されていたお酒であることが知れて、興味が持てました。幸い自分の住んでいるところにも提供しているお店もあるみたいだし、クラウドファンディングで日本のアブサン和ぶさん)なるものが2015年に誕生していることも知りました。

Deckを通して色んな事を勉強してます。面白いですね。

Deck Review 2021 #01:Disparos Black Playing Cards(ELLUSIONIST/USPCC)

2021年 最初のDeck Reviewは ELLUSIONISTのPROHIBITION SERIES

Disparos Black Playing Cardsです。

正確にはDisparos Playing CardsのV2にあたるDeckなのでPROHIBITION SERIESとは言えないかもしれません。

 

>TuckCase

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真っ黒なマットタイプの紙素材を使用

デザインは銀色のメタリックインクを使い、エンボス加工されています。恐らくエンボスでの加工だと思いますが、凹幅がそこまで大きくないので見方によっては箔押ししたようにも見えます。

Flapにもディテールの効いたデザインがされています。

CaseBack面は、CardBack面と似たデザインになっていますが、ドクロの化粧がケースの方にはありません。こういった小さい演出も面白いですね。

 

>BackDesign

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シュガースカル、アガベ(テキーラの原料となる植物)などのメキシコの「死者の日」をモチーフにディテールの効かせたデザインになっています。

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下地は真っ黒になっており、縁はアールが立った若干細めのデザインです。

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スプレッドすると、デザインの細かさがより引き立ちます。

 

>FaceDesign

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フェイス面も下地は真っ黒。通常黒色のPIPSは白に置き換えられています。

インデックスやPIPSのデザインはオリジナルにカスタムされています。

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Aカードは♠Aは大きくdesignされ、雰囲気に合った髑髏がスートを形成しています。

各カードはスートを囲むようにスクウェアに白く囲まれたデザインになっています。

 

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コートカードのデザインは完全に自分の好み、ドストライクです。

良い雰囲気出してますね。ダイヤやハートの絵札のデザインに使われている赤は、インデックに使われている赤を淡くくすんだ色に変えているのでしょうか?

凄くバランスがいいです。見た瞬間「格好良い」と本当に思いました。

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インデックスの視認性はこんな感じ。白地のCardと比べてしまうと、やはり視認性は落ちますね。これは仕方がないかと思います。

 

>EXTRACARD

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▲JOKER

BackDesignに似たデザインですが、サイドにJOKERの記載があり、上下に配置された髑髏は銃をクロスに構えています。このディテールも凄いですね。

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その他、DoubleBackCardと、デュプリの♠9が付いてきます。

 

>Quality

細かな比較はしていませんが、若干の厚さを感じますし、ELLUSIONISTのDeckなのでBEE STOCKを使用していると思います。

裁断面は下地の黒いカードなのでエッジの欠損を危惧して、まだ試しておりません。

USPCCのDECKなので裁断方向に癖はあると思いますが、問題なくファローは入るであろうと、勝手に思い込んでいます。

 

>おまけ

PROHIBITION SERIESのDeckは生産が終わっており、初回盤のDeckはそう出回っておらず、今回のようにV2が手に入れられるのは有難いです。

…が、そうは言っても、色調が異なっていたり、Designが違っていたりと収集意欲を書きたてられてしまいます。

Magicやフラリッシュに使いやすいかどうかは素人の自分には良くわかりませんが、初見で格好良いと思わされる、このデザインは凄いですよ。作品的な魅力があります。

 

テキーラを嗜むとき、ワンショットといったりすることがありますが、DECK名のDisparosはショットという意味があることから、名付けられたようです。

ですがDisparosのショットの良いは、銃のショットの意味なのです。

デザインによく合うひねりの効いたネーミングですね。

2020年の振り返り(2021年になりました)

2021年になりました。今年は丑年ですが、辛丑と言われるようです。私は干支には詳しくはないので気になる方はネットサーチしてみて下さい。

 

 

さて2021年になったところで今年の抱負でもと思うのですが、まずは昨年2020年の振り返りを。

2020年はこのBLOGで色々なDeckをReviewさせてもらいました。

YouTubeSNSで、その年のお気に入りDeck何選みたいなコンテンツをちょこちょこと見かけます。こういう題材ってその人の思い入れとか、趣味嗜好を感じ取れて面白いですよね。

なのでこんなコンテンツの動画を撮りたいのですが、時間がなくまだ作れていません。

いたずらに時間が経ってしまうのも嫌なので、台本もかねてまずはBLOGで綴ります。

 

<2020年お気に入りデザイナー

 (Producerも含みます)

2020年に個人的に惚れた海外デザイナー、イラストレーター、プロデューサーを9者紹介します。(2020年以前のDeckも含みます)番号を振っていますが順不同です。

① @jocuplayingcards (Designed by @alessandra.gagliano.vem )

② @awareness_pcc (Illustrated by @gr8dane13 (Dane Valnes)) 

③ @emilysleights52 (Designed by @bplayingcards )

④ @docsplayingcardco  (Designer @_nativetongue_ )

⑤ @flagrantagenda

⑥ @stockholm17 (Stockholm17 Playing Cards)

⑦  @ellusionist (Illustrator and designer @obanjones (Oban Jones))

⑧ @kkdpcards (Kiran Kuruvithadam)

⑨ @christoferlacoste (Christofer Lacoste) (Produced by @52kards )

 

▼ではそれぞれの紹介です。長いですがお付き合いください。

@jocuplayingcards (Designed by @alessandra.gagliano.vem )

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THE GREEN MAN PLAYING CARDS)

[THE GREEN MAN]以外にも[Fillide][Hops & Barley][ONDA]など魅力的なDeckを制作しています。壊れそうな程 繊細なディテールで描かれた世界観はとても美しいです。

 

② @awareness_pcc (Illustrated by @gr8dane13 (Dane Valnes)) 

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SPEAKS Playing Cards

上の画像の「SPEAKS」自閉症に関する認知やその支援に寄与するという志をもってデザイン、制作されています。内容の深いテーマをうまくデザインで表現しています。

デザイナーの @gr8dane13 (Dane Valnes)は、その他にも[Hamsa Deck] [Shadows Playing Cards]のデザインを手掛けています。[SPEAKS]はワンウェイデザインでポップな配色とパズルピースをデザインに取り入れた事で、テーマの複雑さや興味深さを演出していました。

一方[Hamsa Deck][Shadows Playing Cards]はHamsa(護符、御札)、Shadowsはうつ病をテーマにしており配色や描写に用いる線の種類などに拘り、デザイン選択の豊富さが伺えます。

 

③ @emilysleights52 (Designed by @bplayingcards)

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ELEVATION

この @emilysleights52 さんは、本当にDeckが好きなんだと思う。自分の好きなDeckのデザインやその工夫というかアイデアを取り入れて、自分が好きなデザインのDeckを作っているっていう印象です。[Breakthrough Playing Cards]なども制作しています。

 

④ @docsplayingcardco  (Designer @_nativetongue_ )

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LIT

[LIT Playing Cards][Wynn Playing Cards]のオマージュデザインって感じの印象でした。品質は良い感じで個人的には好きなのですが、@docsplayingcardcoはDeckの制作を続け[Lucky Playing Cards][Tough Luck Playing Cards]などディテールの精度を上げながら精巧で研ぎ澄まされたクラシカルなデザインにまで発展しています。

 

⑤ @flagrantagenda

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Agenda

chosukejapan.hatenablog.com

シンガポールを拠点に活動しているファッションレーベル。彼らの制作したDeckもデザインの精度が高い。新作の[Edo Karuta Playing Cards]にはpledgeできなかった。残念。次回に期待です。

 

⑥ @stockholm17 (Stockholm17 Playing Cards)

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Stockholm17 Playing Cards

スウェーデンストックホルムを拠点にDeckデザインをしている彼らのデザインも目を見張るものがあります。デザイン制作の過程を彼らのサイト等で垣間見ることができます。その細かさ、時間のかけ方。期待は膨らむばかりです。

 

⑦  @ellusionist (Illustrator and designer @obanjones (Oban Jones))

 
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PROHIBITION

PROHIBITION SERIESは、まだComplete出来ていませんが、個人的にその魅力にはまっています。それぞれのDeckに誰が関わっているのか詳細はわかりませんがEllusionistのDeckの多くには @obanjones が関わっています。

 

⑧ @kkdpcards (Kiran Kuruvithadam)

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Kiran Kuruvithadam


Deck紹介 PAPILIO(third edition-Papilio Ulysses)

[PAPILO PLAYING CARDS][B-ROLL][AUREAS]など様々なDeckのデザインをされています。[AUREAS]のデザインをしていたのは個人的に意外でした。

 

⑨ @christoferlacoste (Christofer Lacoste) (Produced by @52kards )

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Christofer Lacoste

うっとりするくらい完成度が高いこれらのDeck制作に関わっている @christoferlacosteのセンスはヤバい。続編はあるのか。個人的には期待しています。

 

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と、いうことで9者の紹介を終えました(疲れた)

ブランド名でDeckを捉えがちですが、クリエイターやデザイナーにも目を向けると様々なDeckに同じ人が関わっていたりしていて面白いですね。

またデザイナー同士の横のつながりみたいなものがキックスターターのページなどを見ていると垣間見れることもあり、勝手に期待が高まったりすることもあります。

今回紹介できなかったクリエイターもいたりするので、どこかで紹介できたらいいなぁと思います。

どこかのショップの人が、2020年のDeckの傾向は流行りに乗ったり、売れる(需要が高い)デザインに偏っているみたいなことを言っていましたが、個人的には違和感がありました。多分、自分が欲しい(仕入れたい)と興味を引いたDeckのデザインが売れる(であろう)デザインに偏っていたんだと思います。

デザインは好みもありますが、模倣というかオマージュや、小さな工夫。時には奇才が現れたり、流行り廃りで昔の物が急に流行ったりと日進月歩です。

感染症の流行があったとはいえど、新規参入や第2弾、3弾とQualityを上げていっているクリエイターもいて、個人的には色んなDeckに触れることが出来た1年でした。

報告と ちょっとした時事ネタを…

前回の記事が2020/12/03なので20日間以上 更新が滞りました。すみません。

タイトルにあるように自分自身に起こったことの報告から…

 

報告

端的に言うと利き腕が橈骨神経麻痺になってしまいました。

  ▼動画でも報告してますので良かったら見てください。2020/12/16


ご報告

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下垂手

下垂手の方は何とか自力で手首を伸ばせそうなところまでは改善してきています。

そのおかげて何とかPCのタイピングやマウスのクリックがぎこちないですが出来るようになったので、今回の記事UPとなりました。

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神経走行

肘関節辺りで、神経も浅い場所を走行しているため、場所によっては軽度であっても圧迫や外傷などで神経麻痺になってしまうこともあるようです。

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掌神経範囲

下垂手の改善傾向と比べ、改善が遅いのは小指、薬指辺り。

尺骨神経支配範囲の改善が遅いですね。それでも2週間ほど経ち、ゆっくりですが改善してきている印象はあるので焦らずリハビリしていきます。

YOUTUBEにあげているDeck紹介などはもう少し手が回復しないと個人的に撮影は難しいので、もう少しお待ちください。

紹介予定のDeckはインスタに画像をあげているのでよかったら見てください。 

https://www.instagram.com/chosuke_fulton/?hl=ja

  (▲フォローしてくれると嬉しいです。)

 

 

時事ネタ

民主主義とか選挙とか…メディアとか…

2020年11月大阪市選挙。その結果を受けて自分はBlogでこんな綴りをしている。

>何か良い変化に繋がる選挙になればいいなと思う。これから振り返りもあるだろうから、そこから次に繋げていって欲しい。

しかし実際は…

www.chosyu-journal.jp

選挙費用でかなりの税金を使い、投票者の半数以上が賛成しなかった内容を、自分たちの解釈でごり押ししようとするなんて…。

なんの為の選挙だったのか。

選挙をして代表者を決めても、国民の代表者としての仕事がしにくい仕組みになっているんでしょう。

 

アメリカ大統領選のニュースもTVとネットでは取り扱う情報、立ち位置が真逆だったりする。

一側面(片方)に焦点を当てた放送ではなく、2者あるのであれば両者を平等に放送、紹介するのが本来のメディアの姿だと思うのだが…。

ネットに書かれている情報には¨嘘¨や¨ねじ曲がった表現や情報¨があり、鵜呑みには出来ないという認識は、ある程度ネットを使っている人たちは持っていると思うが、ではTVはどうなのか。

ブームの焚き付けや、批判の的(マト)の吊るし上げ等をお家芸のように得意としているTVが、政治をコントロール…までは言い過ぎなのかもしれないですが、強く影響を与えているのが今回の米国大統領選挙を見ていると感じてしまいます。

 

ネットハラスメントが問題になり、個人が使う(発信する)プラットフォームでさえ、言論統制が見え始めています。コロナ危機などで混乱を避けるための緊急的な処置なのかもしれないですが、本来はTVがモラルを強く持って情報発信や情報提供をするモデルになることで、ネットハラスメントへの抑止力にもなると思うんですけどね。

 

日本人の33%は60歳以上参院選で当選した124人の平均年齢は54.4歳(2019年)。ネットに疎く苦手意識のある人が多い年代かもしれません。情報源が少なくTVや新聞などを妄信していたら、情報操作は比較的単純で、現状はそんな感じなのかもしれないです。

親しみなれたTVが清い存在になって民主主義を支える立ち位置に立ってくれればTV離れの足止めにもなるんじゃないかなぁと。

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(おまけ)

なんかまとまりに欠けますが、思ったことを書きました。

さて2020年も残すところあとわずか…。

今年買ったDeckお気に入りTOP3とか紹介動画とか撮りたかったのですが、手の状態もあり触れていないDeckも多いので。

ただそんな感じの2020年を包括したDeckの動画を作ってみたい気持ちもあるので、若干指向は変わるかも知れませんが、良かったら見てください。

Deck Review TALONS PLAYING CARDS(ELLUSIONIST/USPCC)

2017年にELLUSIONISTからリリースされた「TALONS PLAYING CARDS」のReviewです。

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どうですか この格好良く勇ましいデフォルメされたOWLキャラクターデザイン。

男の子なら興味がそそられそうな感じしません?

 

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TALONSは猛禽類の鍵爪の意味です。


Deck紹介 TALONS PLAYING CARDS

 

>TuckCase

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勇ましいOWL(フクロウ)が綺麗な薄い青色の稲妻を掴んでいます。

Caseの紙質は69USPCC製のStandardな品質です。特にエンボス等の加工はありまん。

 

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Flap部分にもデザインがされています。

 

>BackDesign

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太めの黒いフレーム(外枠線)が設けられており、ボーダーは標準的な太さです。

TuckCaseと同じデザインでTALONSのロゴと、OWLキャラが上下に配置されたデザインになっています。濃いめのオレンジを基調にドットが規則

 

的に配置された下地になっています。ドットはデザインを邪魔をするような目立ち方はしていません。

フレームはアールが立っています。そのため、ファンなどはよりシャープに見えるようなアシストをしています。

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カジノスタイルなデザインですが、キャラクターデザインの印象が可愛らしい面もあり、場面を選ばずに使えるデザインになっていると思います。

 

>FaceDesign

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インデックスのFontはすべて黒で統一。PIPSもオリジナルです。ダイヤやハートはBack面と同じ勤めのオレンジ色が使われています。

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コートカードもカスタムされ、TuckCaseのFlap部分のマークや稲妻がそれぞれデザインされています。ここでも綺麗な水色が使用されていますね。

 

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Aカードは大きめにそれぞれスートが描かれています。

またスペードのAは鷹のような猛禽類が描かれています。個人的にはOWLで統一しても良かったのでは…なんて思います。

 

>Extra

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デュプリケートのスペードの9とDouble Back Card

JOKERも一見デュプリのように見えますが、スタンプの位置が異なるデザインです。

ピエロが描かれたJOKERになっています。

 

>Quality

商品紹介ではUSPCC Crushedとの記載があるのでみなので、何のStockが使われているのかはわかりません。

他のELLUSIONISTのDeckに倣うのであればBee Stock(のCrushed)、Magic Finishになるのだと思います。

実際薄めの紙質ですが、張りは強めで、滑らかな滑りです。品質は良いと思います。

エッジも綺麗でざわつきも控えめで触っていて心地が良いです。

裁断方向はモダンカットになっていますが、両面問題なく入ります。

 

デザインとしてまとまりも良く、品質も良いDeckだと思います。

購入価格574円 (2020/7)